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「や行」の症状/疾患
- 薬物乱用頭痛
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頭痛薬を飲む回数がふえると脳が痛みに敏感になり結果的に頭痛が起こりやすくなります(痛覚変調性頭痛)。薬剤による頭痛であることに気が付かずにますます内服の回数が増えると薬の効果もさらに薄くなってしまいます。起床時から頭痛がある、頭痛が月に15日以上あり頭痛薬を毎月10回以上使用するという場合は薬物乱用頭痛の可能性がありますので脳神経内科に相談してください。
- やけど(熱傷)
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やけど(熱傷)の治療は形成外科で行います。やけどについては適切な湿潤療法を用いて痛みが少なく傷あとがきれいになるような治療を心がけています。
- 腰痛
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腰痛の原因は多岐にわたります。骨の問題だけではなく胃や胆嚢、膵臓の病気が原因で腰痛が起こります。尿路結石・腎結石・腎盂腎炎、前立腺がんなどでは腰痛に排尿障害や血尿を伴います。女性の子宮内膜症・子宮がんんでも腰痛が認められます。解離性(腹部)大動脈瘤では突然の激烈な腰痛・背部痛がおこり、速やかな受診が必要です。神経疾患のパーキンソン病では筋肉が固くなるため(筋固縮)初発症状が腰痛のことも少なくありません。また強いストレスが原因で腰痛を発症することもあります。慢性腰痛の一部には心因性要素が関与していることも知られています。
- 腰椎椎間板ヘルニア
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軟骨のクッションである椎間板の辺縁部(繊維輪)が断裂し,椎間板中心部の髄核が飛び出し神経を圧迫している状態です。 多くは片側下肢の特定のエリアのしびれ・痛み,ときに筋力低下が起こります。大きなヘルニアで脊柱管本幹での狭窄が顕著な場合には腰部脊柱管狭窄症と同様に両下肢に広範な疼痛・しびれ,ときに排尿障害が出ることもあります。腰椎MRI等で椎間板ヘルニアによる脊柱管内や椎間孔での神経の圧迫所見により診断します。 ・治療は鎮痛剤等の内服,ブロック加療,手術の順にリスクの低いものから段階を踏んで行います。一部のタイプのヘルニアは,酵素注入療法が有効なことがあります。また手術療法としては後方椎間板摘出術や後方椎体固定術などがあります。
- 腰部脊柱管狭窄症
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脊柱管狭窄症は加齢により変性肥厚した黄色靭帯や椎間板の膨隆により,脊柱管本幹や椎間孔が狭くなり神経が圧迫されて生じます。 脊柱管本幹での狭窄の場合,多くは両下肢の広範なしびれ・疼痛。椎間孔での狭窄の場合,片側下肢の特定のエリアのしびれ・疼痛。典型的には,長く歩くと下肢症状がどんどん悪化して歩けなくなり 腰椎前屈姿勢で休憩すると改善するという「間欠性跛行」という症状が知られています。腰椎MRI等で脊柱管本幹や椎間孔の狭窄所見により診断します。 鎮痛剤等の内服,(椎間孔狭窄の場合)ブロック加療,手術の順にリスクの低いものから段階を踏んで治療を行います。ブロック加療としては神経根ブロックや椎間板ブロック。手術療法としては椎弓形成術や後方椎体固定術などがあります。
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