リハビリテーション科の医師紹介

医師紹介

リハビリテーション科部長・中部労災病院治療就労両立支援センター所長 田中 宏太佳 / Hirotaka Tanaka MD.PhD

専門分野

治療と仕事の両立支援、障害者の職業復帰、神経心理学(聴覚認知障害)、脳卒中の廃用症候群予防、切断の疫学調査、脊髄損傷および脳外傷(特に労働災害に起因するもの)、義肢および装具、臨床筋電図、麻痺肢に対する機能再建など 

職歴

1984年7月 産業医科大学病院および労働福祉事業団九州労災病院で臨床研修
1986年2月  Melbourne市のAustin Hospital(Dr.D.J.Brown指導)等で脊髄損傷・外傷性脳損傷の研修
1986年7月    労働福祉事業団筑豊労災病院リハビリテーション診療科に勤務
1988年7月    産業医科大学リハビリテーション医学教室助手
1990年9月1日  労働福祉事業団東京労災病院リハビリテーション診療科勤務
1991年4月1日  労働福祉事業団東京労災病院リハビリテーション診療科副部長
1994年7月1日  労働福祉事業団東京労災病院リハビリテーション診療科部長
2001年61日  労働福祉事業団中部労災病院第二リハビリテーション科部長
2014年71日 独立行政法人労働者健康安全機構 中部労災病院リハビリテーション科部長 
2017年12月より愛知県更生相談所に嘱託医として兼務
2025年4月1日より労働者健康安全機構 中部労災病院 治療就労両立支援センター所長
(中部労災病院リハビリテーション科部長を兼任)

所属学会

日本リハビリテーション医学会 認定臨床医 専門医 指導医 新専門医制度連携施設
日本職業・災害学会 幹事 評議員 労災補償指導医 会誌編集委員
日本義肢装具学会 評議員 義肢装具専門医
日本脊髄障害医学会 評議員
日本臨床神経生理学会 筋電図・神経伝導分野専門医 指導医施設
日本心臓リハビリテーション学会 心臓リハビリテーション指導士
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
日本救急医学会認定:ICLSコースインストラクター
日本POCUS医学会

資格など

産業医科大学産業医学基本講座(産業医科大学産業医学ディプロマ)
医師会認定産業医
健康測定研修終了医師(中央労働災害防止協会)
医学博士(産業医科大学)
身体障害者福祉法第15条第1項 肢体不自由及び音声言語の機能障害、心臓機能障害
介護支援専門員
労働衛生コンサルタント試験(保健衛生)
独立行政法人 労働者健康安全機構勤労者リハビリテーション研究センター分担研究者
義肢装具等適合判定医(厚生労働省)
臨床研修指導医
緩和ケア認定医 
嚥下障害実習認定医 
がんのリハビリテーション認定医
経肛門的洗腸療法認定医
ITB療法認定
ACLSプロバイダー 
両立支援コーディネーター 
日社会医学系指導医・専門医


リハビリテーション部門の「治療と仕事の両立支援」への取り組み

 中部労災病院では、入院患者様の約7割の方にリハビリテーション治療を受けていただいています。主に、急性発症した脳血管障害や、外傷による骨折・関節障害などに整形外科医が手術を行う場合、肺炎などの呼吸器疾患の治療や悪性腫瘍等に対して外科的治療を行う場合、循環器疾患である急性心筋梗塞や心不全等の場合です。しかしながら、安静臥床は人体の筋肉を1日1%の割合で委縮させてしまい、数日の安静臥床が歩行能力やADL能力を低下させてしまいますので、リハビリテーション部門の医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師等は、日々、患者様の活動性を維持向上させるための診療・訓練を行っています。

 また、患者様が労働者である場合、働く意欲や能力があっても、「病気のことを会社にうまく伝えられない」「経済的な悩みがある」等の困りごとを持っておられることが多く、主治医や看護師とともにリハビリテーション職種がその問題に気づくことがしばしばあることから、併設の中部労災病院治療就労両立支援センターと連携し、患者様の治療と仕事の両立を支援しています。


Q&A

Q1)医師の道を志したきっかけ

A1)子供の頃、自宅の近くに幼児障害者の療育施設がありました。そこで医師や看護師さんが子供に対して治療を行っており、そ の姿を間近で見て感銘を受けました。それからですね。自分も将来、人の病気を治す医療に関わる仕事に就きたい、医師になりたいと思ったのは。今では重い障 害で入院された患者さんが一定期間、治療・リハビリを行うことによって歩けるようになり、退院していかれる姿を見るととても嬉しく思いますし、やりがいを 感じる瞬間でもありますね。

Q2)医師として心がけていること

A2)当科は、多数の労働災害疾患の患者さんが、日々リハビリに励まれています。患者さんは、日常生活復帰はもちろん、職場復 帰を最終目標に置いていらっしゃいます。ですから、私たちは患者さんが少しでも早く社会に復帰できるよう、精一杯お手伝いさせていただいています。また、 障害を持つ患者さんは精神的に不安定な状態であることが多いので、丁寧にきめ細やかな心配りで接し、治療に反映することを心がけています。患者さんの精神 的な支えになって、最善の治療を行うことが大切ですね。

Q3)私が考える「健康の秘訣」、病気の予防

A3)私は週に2日ほど、1時間くらい歩くようにしています。体を動かすことが健康を維持する一番の手段だと思いますね。
当科における病気の予防では、褥瘡(床ずれ)やさまざまな感染症も大きな問題になってきます。患者さんにとって社会生活への復帰が遅れてしまうので、その ような二次的障害を予防することに日々全力をあげています。

Q4)今日の医療に対する考え、想い

A4)医師として学会に参加して啓蒙活動を行っています。例えば、脊髄障害医学会という学会では、多数の専門医師が一堂に集 まり、どのような場合に脊髄損傷が起こるかの具体的な事例を報告し、治療法などの意見を交換しています。また、医師の代表として、どうすれば脊髄損傷の発 生を減らせるか、予防知識を多くの場で伝えて注意を促しています。このように知識や情報を提供して、重度の障害を持つ患者さんが出ないように活動すること も医師として大切な役目だと思います。


第二リハビリテーション部長 渡邊 友恵 / Tomoe Watanabe MD

専門分野

  • リハビリテーション医学全般

所属学会

日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション科専門医、指導医
日本内科学会 認定内科医、総合内科専門医


医師 千賀 美菜子 / Minako Senga MD

専門分野

  • リハビリテーション医学全般
  • 産業医学

専門医

  • 日本リハビリテーション医学会認定臨床医・専門医
  • 日本医師会認定産業医

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